2008年10月18日

多奈川第二発電所裏2008・アオリイカのウキ釣り【動画あり】

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ハラハラ、ドキドキしたかった。
ハラハラ、ドキドキはアオリイカしかない、今の私には。
アオリイカはハラハラ、ドキドキなのだ、今の私には。
加太大波止テトラでの体験が私の極限まで薄くぺんぺんに延ばされたハンバーグみたいな脳みそにわずかながらも、火を通した。
従ってアオリイカはハラハラ、ドキドキなのだ、今の私には。
それも、今更ながらのエギではなく冷凍アジを使ってのウキ釣りとは偏屈な闇師には格好のジャンル。
ハラハラ、ドキドキしたかった。
ハラハラ、ドキドキはアオリイカしかない、今の私には。
アオリイカはハラハラ、ドキドキなのだ、今の私には。
しかも冷凍アジ・・・・。

観音崎方面
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こだわっている、と言えば格好もつくが実情を激白するとそうではないところが私の私たる由縁で、正直申しあそばせば生きアジ確保の難儀さに難儀して難儀するからだ。
私の生息地、活動地の多くが大阪湾最奥である為、サビキでのアジ確保に関しては容易この上ないが、さて、こやつ(アジ)を釣り場まで生かしきるというのは脆弱この上ない飼育経験値があまりにも希薄である為、結局冷凍保存して有効に使うと言う結論に達したわけで、こだわりなんて微塵もあり申せぬわ。

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さらに、正直妄想。自分が生きるのにカツカツなのに何が悲しゅうて心血そそいでいずれ釣り場で死ぬアジ生かすか。生きアジ買うにしても大阪や泉南あたりではまず売ってやしないし、売っていても和歌山あたりだと一匹100円から150円もする。とてもじゃないが手が電話!!
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何故にエギではないのか?という問いには、
ハラハラ、ドキドキはアオリイカしかない、今の私には。
アオリイカはハラハラ、ドキドキなのだ、今の私には。
答えになってないってか?ならば付け加えよう、
「ハラハラ、ドキドキしたかった」は瞬発力があり勝負が早えエギでは釣れりゃあそれなりにうでしいものだが、「ハラハラ、ドキドキしたかった」は、じわじわ乗るか乗らないかの瀬戸際にあるウキ釣りには数歩も数数数歩も及ばないのだ。

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やってみりゃわかるがやってみなけりゃわからない。
まっ、なんやかやで釣り場の洗濯選択。今アオリに沸きまくって道路端からも釣れている、みさき公園裏もいいが先月の加太行きのついでに下見に寄った多奈川発電所に決定。
理由はテトラ帯であるためファミリーなどで込み合う事が無いであろうと言う希望的観測から。そして、これはその通りであった。

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エギンガーだらけの釣り場にただでさえ、さえなく、しょぼくれた私が3号の自立電気ウキ付けた磯竿持ってテトラ上にポツネンといる様を客観的に直視するのはリストカットの対象になるほど悲愴的であるに違いないし、考えるだけでもおぞましかった。しかし、エギンガーが苦戦している様を「家政婦は見た」的見地から推測するとアオリを釣っているのは一組のみだった。「ふ・・・」笑みがかすかに陽光すがすがしい釣り場に漏れた。「未熟ものが・・・」
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今日アオリ初挑戦の未熟ものからまたしても陽光すがすがしい釣り場にその言葉が悪臭吐息と共に放たれた。未熟ものが成熟ものか未熟ものの判断もつかないで未熟ものが「未熟ものが」と陽光すがすがしい釣り場に漏らすほど皆苦戦していた。

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実はテトラ横のゴロタ浜や今立っているテトラから生きアジ釣ってみようとサビキ放り込んでみたが一ヒロあるかないかの浅さ。市販の仕掛けは道糸側のサルカンらオモリカゴまで1.5ヒロ。当然仕掛けごと見事に根がかりで全部失ってもたわ、ぬはははは。「ふん、水深がわかっただけでも儲けものか」くだらない事に、うじうじ、いじいじ終始未練がましくこだわるしょぼくれた中年には珍しく捨てゼリフもそこそこにサビキからの撤退を決断したわさ、その間2分の最短実釣記録「生きアジなんかくそくらえ!」やはり臭い息と共に出してもたわ捨てゼリフ。
息も臭くて足も臭い未熟ものに果たしてアオリはほくそえんでくれるだろうか。冷凍アジに期待するしかない。

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しかし、勝算は珍しく、わずかながらあった。海中はエギンガーが放り込むエギだらけでアオリには飽和の対象でしかないと読んだのだ、つまり入れ替わり立ち代わりスポット的に放り込まれるエギは一つの海中風景と化してアオリには捕食対象外となってしまっているのだ。早い話がプレッシャーがかかっていると言う事ぢゃ。それも知らず「ふ、未熟ものたちが。」陽光すがすがしい釣り場にまたしても不気味この上ない笑みが悪臭まじりの吐息と共に漏れた。飽和の対象だらけの海中にオーラを放つ冷凍アジを放り込むとどうなるか。そう、目立つのだ、目立つとどうなるか。そして、アオリイカがそれが好物のアジだとわかるとどうなるか・・・・「ふ・・・」またまた悪臭まじりの吐息と共に不気味この上ない笑みがかすかに陽光すがすがしい釣り場に漏れた。
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「最強やね」陽光すがすがしい釣り場に、またまたまたまたまた不気味この上ない笑みが悪臭まじりの吐息と共に漏れた。「最強やし、天才やね俺は」陽光すがすがしい釣り場に、またまたまたまたまたまたまたまたまた不気味この上ない笑みが悪臭まじりの吐息と共に漏れた。「も、俺に勝る、つわもんはおれへんね」陽光すがすがしい釣り場に・・・・・・(省略)。言っちゃぁ何んだが、この時点でまだ1投も仕掛けを入れていない。
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今回使用した仕掛けはここへ来る前に寄った大手釣りショップで闇雲に買った市販品2点である。アジのかたいゼイゴ部(背中)に付けるチヌ針とイカを掛けるチイチイ針付いたどっちも似たような仕様だ。ついでに「がまかつ」の2点掛針式ヤエン「影丸」なるものも衝動で買ってしまった。これは今のコロッケサイズのアオリには無理があるのでしばらく置いておこうと思う。
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生きアジ専用仕掛けしかなかったが「死にアジ」さびけば同じだろうと思った。
死んだアジにイカは釣れるのか?などの懐疑的憶測はこの際どうでも良かった。加太で確認済みなのと「凍った死にアジ」しかもっていないのだから考えても仕方がない。


大阪湾最奥で釣ったアジ、冷凍してある。
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遊歩道のカーブ手前20メートル付近のテトラを釣り座とした。テトラに墨跡が点いていたからだ。つまり、実績場なのだ「ふ、釣れたも同然」。
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墨跡はアオリがいるかどうかのバロメーターになる。
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まっとりあえずは餌を付け1投目を放り込んだ。竿3本(足元から15m)あたりを流す。テトラ際も沖もあまり代わり映えのしない水深なので遠投しても同じだろうと思った。
自立3号なのでウキは放り込んだ時点で馴染んだがしかし、やはり、水深が浅すぎるなと思った矢先、早速「ずぽ!」とウキが勢いよく瞬時に沈んだ。

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「!」あまりの急な出来事であった為一瞬目が点になったが、しばらくウキの動向を見極めることにした。「おいおい、マジかえ、早すぎやしないかぇ?」顔のほころびとドキの胸胸が同時進行し始めた。沈んだ浮きが浮き上がってこない。息も足も臭いせっかちな中年男は適当に軽い合わせを入れた。「乗っていない」

冷凍アジ「あにき〜わし、ボコボコにやられましわ、あ〜チャカ(拳銃)さえもっとったらな〜。」
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仕掛け回収。上がったアジを見つめ、唖然とした。「ず、ず、ず、ずたぼろとはこ言うこというのでしょうか神様」思わず行った事の無い教会へ駆け出してしまおうかと言うほどのアジの哀れな姿、ドタマとカルシュームがかろうじてついているが魚種の特定不可能なほどの残骸。

冷凍アジ「チ、チャカさえあったら、チャカさえあったら・・・」
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冷凍アジ「アニキがチャカ貸してくれへんから、わし、わし・・・」
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「ぬぬぬ、お、おとろしや、アオリ衆」顔のほころびは隠し通せるものではない。太刀魚狙いで隣に入った地元の常連のおじじに見せると「アオリや、まちがいのうアオリや、太刀魚やったら噛み口がスパッときれいやが、そいつはイカの噛み後や」
「けっ、やはり、いやがったか、アオリ」顔のほころびは隠し通せるものではない、足も息も臭いくせに。
まだ釣ってはいないが心はアオリを釣っていた。るんるんぢゃ今日は、るんるんで足むれむれでちんぽぴんぴんぢゃ今日は♪。
2投目投入。早速ウキが「ずぽ!」「はや!」仕掛け回収。しかし、またしても乗らぬわアオリは。この状態がしばらく輪廻のように読いた。

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餌の冷凍アジは40匹用意しているので不足はないと思ったが、しかし、この状態が延々読くとなると内心穏やかでない、何で乗らないか思案した結果、ルアーのように動かしてみてはどうかと思った。それには掛け針をダランとぶらさげるのではなく掛け針を尻尾近辺の硬い部分にに刺してはずれないようにすればよい。
日が沈みあたりが静寂な闇へと移行した。周りはケミホタル点けた太刀魚狙いの人が数人確認できた。ウキに灯を点し仕掛けを出来るだけ沖一杯に投げ入れ、流されるウキの推移を見守った。

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ちらちら沈んでは浮くの繰り返しが読いている。タナが浮いているのか一向にウキが海中に引き込まれる様子はない、そしてゆっくり、さびくように手前にルアーのリトリーブのよう引き始めたその時「ぐぐ」と重みが乗った。アワセを入れずそのまま一定のスピードで引いてきて水面からそやつをゆっくり抜き上げた

下の掛け針を尾っぽの付け根に刺せばいい。
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墨を吐きまくりながらあがったそやつはまぎれもないアオリイカ。コロッケサイズだが初めて釣ったアオリイカ。うれしさそこそこに、いそいで写真を撮り、次の仕掛けを投入したが潮がパタッと止まり時合終了なのかその後ウキに変化を見ることはなかったやはり、冷凍アジでも釣れると確信しただけでも今日は儲けもんであった。今日の教訓は次のスキルアップのステップにつながるのだ。
コロッケサイズが上がった。今回これ一匹のみ。
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「ふ・・・・」

タックル
磯竿;1.5号5.3m(魚心観 SL黒蝶EVO)
リール;リョービ ザウバーVS 1500 LBG
電気ウキ;富士灯器製自立3号
仕掛け;市販生きアジ用テーラー(確かカツイチ製だったと思う)
錘:中通し2号+0.5号
餌;冷凍アジ 15cm〜20cm

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ここも前回紹介した加太や食コン同様、再更新にあたるが今回やはり付加価値としての動画配信を心がけている為カメラの設定ミスを起こさぬよう慎重に散策実釣取材した。
時合まで時間的に余裕があった為、隣接する次回紹介予定の谷川港へも行ったがここも波止上にアオリイカの墨跡が点々と確認できた。アオリと言えば和歌山中紀から南紀方面や日本海のイメージが先行しているが魚影の濃さにおいて泉南もなかなか捨てたものではないと実感した。しかもこれから大きくなるアオリの成長過程と相まって大阪などの都会のアオリフリークなら手軽で見逃せない近郊の釣り場となっている。メバルや投げ釣りのカレイ場としても定評がある釣り場だがブームのアオリに隠れてか今回確認するのが難しかった。(釣り師の事)

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「緑と憩いのエリア」の駐車場にトイレもある。
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遊歩道の入り口
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この「緑と憩いのエリア」の駐車場から発電所裏の遊歩道へアクセス。
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多奈川ウキ釣りの動画です。
画像がきたないときはプレイヤー右下のHQボタンをクリックして下さい。


アクセス
わかりにくいので「緑と憩いのエリア」の標識を目印に。

大きな地図で見る
posted by マッK at 21:52| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ルアーフィッシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。いつも楽しく拝見させて頂いておりますイトウと、申します。私も今までイカ専門に釣行したことがなく太刀魚釣りや青物の飲ませ釣りにてトリプルのアシストフックにたまたま掛かってくると言う場面ばかりでしたが、今回の動画は特に(もちろんいつも素晴らしい動画です)釣行様子がリアルリアルに伝わり私もハラハラドキドキがこみ上げてまいりました。一度チャレンジしてみたいと思います。
本当に楽しい文章。そしてこのような動画を発信して頂ける事に感謝し、応援しております。

稚文にて失礼いたしました。イトウ
Posted by イトウ at 2008年10月20日 14:03
このサイト正直大好きです♪
僕も谷川や深日港などでたまにエギングします♪だけど、関電裏は行った事なくていつか行ってみたいと思っていたんで、今度いかしていただきます┏○
っていっても僕もコロッケ2杯しか釣ったことないんですけどね^^;
更新楽しみにしてるんでがんばってください┏○
Posted by 釣馬鹿 at 2008年10月20日 15:00
イトウさん、ご訪問、ご丁寧なコメントありがとう御座います。
楽しんでいただけて大変うれしく思っております。面白いですよ、アオリは、ぜひ、ハラハラドキドキを体験して下さい。今後、またアオリイカの釣行を動画及び記事にて発表して行きたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。
Posted by マッK at 2008年10月20日 15:05
釣馬鹿さん励ましのコメントありがとうございます。
アオリフリークの方に楽しんでいただけて心強く思った降ります。今後、泉南方面への釣行が増えると思いますので私らしきおっさんをみかけたら、石など投げつけないよう暖かく見守って下さい。これからの更新がんばりたいと思います。
Posted by マッK at 2008年10月20日 15:15
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