2009年07月01日

平林貯木場キビレゲーム2009【動画あり】

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ルアーも好きだがアオイソメの餌での夜釣りも好きだ。しかし、気がつけば舞鶴以来ここ最近虫餌のタグイを買った記憶がトンとない、理由はルアーの方が七面倒臭い生餌の管理を考えない分最も手軽だと思っているのと最近頻繁に使用(愛用と言ってもいい)しているガルプの釣果が虫餌に逼迫していると気づいたからだ。ベストのポケットに入れておいて気が向いたら波止沿いをゆっくりコスリ歩けば魚が釣れるのだ、病み付きにならない理由など何もない。
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蒸し暑くて眠れない夜がいやおうなしにキシミの激しい古い住居を折檻し、すっかり冷気の機能を忘れたこれまた古いエアコンのフアンの音が骸骨が笑うようにカタカタと部屋中をかけめぐるっている。もっと涼しくなるようにと付けた扇風機はエアコンから吐き出た温風を許容なく受け入れ、私を熱風地獄へと陥れる始末、今夜も汗にびっしょり濡れた体が何度も団子の粉をまぶすようにむなしい事務的な寝返りを繰り返すに違いない、そんな事を考えるだけでも夜釣りへの望郷がふつふつとこみ上げてくる、平林の貯木場へ来た理由はそれだけだ。魚が釣れるというのは「もしかして、もしかして」と言う希望を込めた二次的観測でしかない、釣れなきゃそれはそれでいい。しかしやはりトチ狂っているのかチヌ、キビレのたぐいならデイでもいけるかもと言うコソクな思いが心の奥底に潜んでいるから始末におえない、よせばいいものを逸る気持ちを抑えきれずまっぴるまにでかけたわ、バカが。
西波止の入り口階段。
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12:00
釣り場へ着いて海を見ると出そうになったヘドをこらえた、水がないのだ、ド干潮で水が無い上に凶器のように体に突き刺さるむっとした太陽光線、じっとしているだけでも体中の水分が抜けていく、今この脱力状態で体に水をかけられたら悲鳴もあげず溶けるにまかせるに違いない。「かたつむりかわしゃ」くそ面白くも無い独り言を干潮で干上がりそうな海にむかってとりあえず投げた。夏場のこういうどうしょうもない光景はここでは普通なのであるが、涼しい夕方の満潮に向けた「魚が釣れる」水の動きを見るのもごく普通のここでの光景でもある。イラチを絵に描いたような私は暗くなるまで波止上で無駄な時間を弄ぶおおらかな気丈さなど持ち合わせてはいないが一応ビデオ向けにキャスティングシーンだけは撮った。しかしテスト的に投げたバグアンツが根がかり、ロストし再度リーダーこさえる気力もままならぬまま何だかアホらしくなって車に戻り夕方まで一寝入りする事にした。
階段上がってすぐの釣り場から北を望む、ここは小型のキビレが釣れる。
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貯木波止、沖向きもいいが内向きの方が大型キビレやチヌが望める。
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貯木にルアーひっかけないように注意。
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バグアンツ
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13時
いつものように車中で便所に巣くうカマドウマに脳みそを駒崩しの如くこそげ落とされる絶望的な夢を見て目が覚めた。あれから1時間しかたっていないではないの、眠りが浅すぎるのにもほどがある。あいも変わらず強い日差しの好天に恵まれすぎた外弁日和(そとべんびより)あぁ早く暗くならないかと呪文を唱えながら車外へ出てタックルの準備、あまりの暑さに立ちくらみ一閃、もたつくあんよと標的の定まらない目と指、ガイドに糸を通すにもひと穴ごとにスカくらう始末。じっとしているだけでもいやな液体が体から放出されてくる、ベストをしょいこむ踏ん切りもつかない初夏の暑さにまたエアコンギンギンに効かせた車内へ逃げ込んだ。「わしゃ一体何をしとるのか」とノタこいて再び浅い眠りに就いた。
貯木場西の平林大橋下。
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ここからアクセス
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16時前
二度目の目覚めで頭痛がしてきた「寝すぎたか」寝すぎたのだ。一日三回寝ると人間はどうなるか、四度も五度も飽きることなく何度でもお陀仏になるまで眠る事の出来る素晴らしい体が出来上がる、まっ私の場合のみだが・・・。
貯木場の釣り場へアクセスする橋を降りたすぐのころが私にとっての良型キビレの実績場である。まだ潮が満ちていないのでシモリがあらわになっている。生意気にも満潮の時合いに備えきっちりシュミレートを始めた。今この干潮時が平水ならトップでも食ってきそうだが、ここでの私の実績は満潮に向かっての潮の動いた時でしかない。
這いずりモンのルアーでゆっくりシモリをこつこつ乗り越えながら魚が喰らいつくまで根気よく攻めるのだ。
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期待もないまま一投目、PEが底の情報をくまなく伝えてくれるが浅い上に澄んだ水に期待を込めるのはあまりにも節操がなさすぎる。「あかんな、やっぱり」とぼやきながら北にある通称関電波止の間際までワームをとっ変えひっ変えキャストしながら探り歩いた、キビレの喰いが立ってくるとどこでも魚がいれば喰ってくるのがこの釣り場のいいところなのだが今の水位でそれを求めるのは酷と言うもの。
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18時30分〜19時30分
最初のポイントに戻っきた所で潮位がゆっくりとではあるが上がってきた。ボラがジャンプを繰り返し始め、徐々に魚の気配が濃厚になって来た。
一時間後の19時30分頃バグアンツに微細なアタリが出始めた。
中々乗らないのはルアーがでかすぎて尾っぽ部分しかかじられていないからだ、バイトを繰り返すキビレのサイズが小さいような気もする、ならばと伝家の宝刀GULP!の出番。
購入してからまだ実績のない甲殻系のサンドクラブフリーをセットし、放り込んでやったわ。
こやつがサンドクラブフリー
ジグヘッドはカルティバOHビーンズヘッド3/16、シンカー部は重めでフックが小さく太いのでチヌゲーにピッタリでバグアンツなどにもうってつけ。

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20時
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コツン、ギューンとティップをいきなり絞りみ右を左へと走りくさりやがった、合わせる暇も無いくらい一瞬の出来事であった。無理やりロッドを右斜め方向に煽って思い切り合わせた。満潮とは言え浅い釣り場、魚がかかると縦方向の底へは突っ込めないので仕方なく横方向へ突っ走るしかないのだ、合わせをくれてやった瞬間それが増幅されビンビンに腕がロッドが奔走される、魚が根(こん)をつき始めた時空気を吸わせ弱らせ無事ランディングした。45cmはある(メジャーを持っていないので玉網枠で推測)結構いいキビレである。
45cmぐらいの良型キビレ。重量感溢れる引きだった。
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それから40分後バグアンツに変え、20cmあるかないかのキビレを釣ったのみだったが朝方の4時ごろまでアタリが続いた。やはり夜釣り(ナイトゲームと言うのだ・・・あぁ、しっているのね、ごめん!)は楽しい。何が楽しいって皆が寝静まっている間、思い切り周囲の目を気にせず暴れられるからだ、「やっぱり、夜やね、」と満足しながら家路についた今日この頃のボクチン。
バグアンツにきたキビレ20cmたらず。
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こやつ。
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このサンドクラブフリーはいい。決してキュウリのキュウちゃんではない。
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今回の収穫はやはり何と言ってもサンドクラブフリーの実績を積んだと言う事。
おそるべし、GULP!

平林貯木場キビレゲーム2009の動画です。
※画像が汚くて観ずらい時はHQボタンをクリック。


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タグ:キビレ
posted by マッK at 21:49| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ルアーフィッシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
御無沙汰しております。イトウです。
最近の安定した釣果、さすが管理人様です。そしてカメラを地面に置いた新しいアングル、最新装備(ファッション)で武装したテレビに出てくる釣りキャスターと見間違う管理人様・・・いまだ黒長靴で背中にタモをしょっている自分と比べため息が出てしまいます。
Posted by イトウ at 2009年07月02日 02:02
イトウさん、本当にお久しぶりです、お元気そうでこちらこそ安心しました。

>最近の安定した釣果

入れ食いとはいかないけどどういうわけか、GULP!を使用してから釣れるようになりました。

>カメラを地面に置いた新しいアングル、最新装備(ファッション)で武装した・・・

カメラアングルも工夫をしなければ飽きられますので、装備は最新でもありませんが、安全を考慮したらそうなってしまいました。
(すべて安物ですが)

>いまだ黒長靴で背中にタモをしょっている・・・

ランガンスタイルにいつしかなっております。小物などをすべて身につけると釣り場での忘れ物がなくなるし、すぐ取り出せるという効率重視のスタイルですな。
Posted by マッK at 2009年07月02日 06:38
お疲れ様です!

今回の動画はなにか自分の為にあるような感じで食い入るように見入ってしまいました。
やはり下手な釣り番組を見るよりマッKさんの動画が自分には合ってると思いました。

今回の動画ポイントは自分がシーバス釣ったポイントのすぐ近くなのですが、行ったことが無かったのでとても参考になりました!

今度は7月中旬か下旬ぐらいからまた南港に出没しようと思うのですが、毎年その頃のシーバスやキビレはどうでしょうか?

Posted by たいパパ at 2009年07月02日 22:51
たいパパさん、今晩は。

>今度は7月中旬か下旬ぐらいからまた南港に出没しようと思うのですが、毎年その頃のシーバスやキビレはどうでしょうか?

シーバスなら今回のポイントより木津川向きで通年釣れるのですが毎年漁船の網入れなどで大型が釣れにくくなる事が懸念されます、でも、これは堺方面などでも同様だと思われます。しかし、それも一時の我慢で回遊性の魚が入ってくれば問題はないと思います。
キビレについては20cm未満の小型が入れ食いになる日が続くと思われますがそれでも釣る人は良型を釣っています。餌釣りで確認した事があるのですが今の時期アオイソメだと小型がHITすることが多いようですがまれに40cmオーバーも釣れることを去年確認しました。バグアンツなどではやはり小型がバイトしてくる事が多いようで中々フックアップにつながらないようです、しかし、今回使用したこじんまりした甲殻系のワームなどの方が食い込みがいいのは確かです(フックも小さめで)しかしキビレの宝庫である事は確かなのでルアーローテーションなどで大型のHIT率を高めていけば面白いかと思います。尚、潮によってはこんなシャローエリアながら日中でも釣れる日があるのであなどれません。

Posted by マッK at 2009年07月02日 23:42
初めまして
いつ楽しく見ております。始めて行く所の下調べ、釣れなかった時の反省に と
今度何処へ行こうかと、見せて頂いています。
GULPの携帯用の容器として、フィルムケースを使っています。
パッケージひとつ分が楽に入るし転がしていても液漏れもなく使いやすいし、何と言っても無料ですから お勧めの容器と思います。
紀北の方面へはあまり行かれないのですか?
これからも宜しく 動画を楽しみにしています。
Posted by koime at 2009年07月16日 22:07
koimeさん、初めまして。
当サイトの有効利用ありがとうございます。
GULP!の携帯時の容器は各ユーザーの方が色々工夫しているようですね。フィルムケースもベビーサーディンや2インチのサンドワームなどぴったりサイズでよろしいかと思います。35mmサイズのフイルムの空容器の事だと思いますが銀塩写真(アナログ)をご趣味としておられるなら資源の有効活用にもなりますね、液漏れしないなら今度私も試してみます♪(^^)
動画も見ている本人があたかも釣りをしているような錯覚を覚えるという釣り人目線でのリアル感を追求しておりますのでご今後もお楽しみを。
Posted by マッK at 2009年07月16日 22:37
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