2011年07月05日

激渋大潮 こんにゃくキビレ

6げつ25にちと26にち(小潮)と7げつ2にち(大潮)の釣り。

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6げつ25にち(土曜夕刻〜)
アジングロッド持ってシーバス狙い、前回50せん級を上げたので今回も十分行けるだろうと前回の実績ポイントへ。まだ日が高い、今回も海を見ると生き物のにほいムンムン、早速こんにゃく放り込むとくっと引き込むようなバイト、しかし、乗らない。きっとチンコバスだろうと無視、デカシーバス狙いの為フックを大きくしている。小さい奴はいらないのだ。

しかし、バイトばかりで全く乗ってくれない。あれやこれやしているうちに23時を過ぎてしまった、潮止まりまで一時間しかない、少しこんにゃくを小さくカット、フックは変えていない。台船ぎりぎりに放りこんで、1,2,3とカウントを取り、超スローでリトリーブ、すると「ジッ」とドラグが一鳴り、「来た!」と思いスィープ気味に会わせを入れる。「ジジジ」とドラグを鳴らしながら台船底へ潜り込む挙動に耐えようとロッドを45度にキープ、アジングロッドがパッド近くまでひん曲がっている。
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「やばいんでねえの」と内心ひやひや。ドラグの出がやみ、海面へ浮上させる為リールを高速で巻き、ロッドをゆっくり上げた、きゃつが浮上して顔を現した。「シーバス!デカッ!」と思った瞬間、エラ洗いを数回、悲劇の始まリだった。対象を失ったラインが空しく闇夜に舞っている。PEが切れてしまったのだ。きゃつが底へ潜り込む際、台船の底あたりを擦る嫌な感触があった事を思い出した。唖然としたいがいつまでも引きずらないのがベテランのベテランたるユエンだつたりして。気を取り直してリーダーを組み治し、少し沖目にキャスト、カウントダウン、またしてもドラグ先行のアタリ、一気に沖へと走り出した。「ありゃりゃっ」合わせを入れるタイミングを失ってしまった。遅いがとりあえず合わせを入れるとふっと軽くなってやんの。

「こんにゃく食い逃げされたか?」と思いワームの確認の為リールを巻きはじめると再度ロッドに重みが乗った、違うサカナが喰いついたようだ。活性が高いのか?今夜は小潮だぞ。「ジジッ」とドラグを鳴らしながら、またしても台船下あたりにラインが行き始めてやんの。「ケッ!」と思った瞬間案の定「ゴリゴリ」というラインを擦る感触、「プチッ!」と音がしたかどうかわからないがとりあえず切れたらしい。深夜のおつさんぼ〜ぜんとその場に立ちつくす。ロッドのティップが所在なさげに開き尚ってケタケタ笑っている。あろうことか短時間で三連発でバラしてしまった。「俺はバカだ、このロッドで外道で来るシーバスならまだしも、真剣にこれで鼻からシーバス一本で狙うとは」くやしいが極細ラインとアジングロッドの限界を思い知らされた夜だった。台船さえなければ取り込めていたのかもしれないが台船が唯一のストラクチャーのこの釣り場、いいわけにしかならないか。
キスマーク
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翌日26にち(日曜夕刻〜)
前夜のジレンマ引きずり再び同エリアへ出没、やはりメインはシーバスだ、あの引きはたまらんのだよ。今回も期待薄い小潮だがいつものようにあちこち徘徊。18時でまだ明るい。
ライトタックルが日常化している私は前回の三発バラシで目が覚め、今回こそランカー獲ろうと久しぶりにヘヴィーなタックル(といっても通常のシーバス狙いよりやわらか目のMLだが)のシーバスロッドを引っ張り出した。ラインも少し太めのPEを巻いている。久しぶりに握ったシーバスロッドは多少重く感じるがまったく問題ない。ロッド自体軽量だが04バイオマスター2500を装着するといつも使用しているinf月下美人やレアニウム2500Sに比べるとやはり重い。
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いつものようにこんにゃくを沖目にキャストしたり岸壁際を探ったりしながらメインのエリアに到着。海面を見るとバチが悠々と船と船の間を群雄闊歩してけつかる。
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私は二十ン、年にもなる釣りのベテランである。こやつらを見て、俗衆ごとく、すわ、バチパターンか!?などとおたおたおろおろなんかしない。バチが海面を泳いでいるとから言って、即シーバスがこやつらを捕食対象していると考えるのは軽率きわまりない。バチがいごこうといごきまいとサカナをメインに喰っていることもありうるのだ。こんにゃくワームはバチにも見えて魚にも見えなくも無いので私は全く気にしない、何せ私は二十ン、年にもなる釣りのベテランであるからして。
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とりあえず船際すれすれをキャスト、久しぶりのシーバスロッドなので手元が狂い、大きく船体からそれてやんの。どこへ飛んでいったかわからない、言っとくが私は二十ン、年にもなる釣りのベテランである、投げたブツが的はずれてどこへ飛んで行こうともいっこうに気にしないのだ、むしろ「何と素直で心がおおらかな人」だと思っても私的には何のさしつかえもない。気にしないで引いてくると丸々太ったデカイバチが岸壁のすぐそばで猛烈な勢いで突進してきた。「げげっ」と二十ン、年にもなる釣りのベテランがめずらしくおたおたしたと思ったら私が放り込んだこんにゃくでやんの。
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このエリアは壁が高く風を塞いでいるので蒸し暑い、不快な湿気がカダラを蝕んでいる。それに蚊が凄く沸いている。刺される前に虫除けスプレーを用意しているのでそれをカダラ中に噴霧、そのカダラにかかる液体の涼しさにクチをへらへら開けながら顔にも噴霧したのでクチに入ってきてげほげほしてやんの。胸糞が悪くなり、しばし気を取り直すため、気をうしなったように休憩。ちなみに今夜このエリアでまだ的はずれのキャスト一回しかしていない。
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陽の落ちた波止に座り込んで対岸に見える夜景をじっと見つめるのもナイトゲームでの至福の時だ。
あのビルの中でまだ働いている人がいる。そしてそれを間接的な光を通して遠めで眺めている私がいる。あっちが資本主義ならこっちは民主主義か?などとつまらんことを思ったり、思わなかったり。
平日の昼間、私もあっち側の人間だが今ここに居る場所に来る為にあっち側でひーひー言って働いているのだ。あっち側でひーひー言わないでこっち側に長いこと居ると世間ではホームレスとみなすのだが、私はどっちかと言ふと後者の方がのんびりできていいなと、思ったり思わなかったり。
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いかんいかん、こんな事なげいこと考えていたらぼーっとして身投げしてしまいかねない。シーバス、シーバスと呪文のように唱えて立ち上がり、いつものようにこんにゃくを台船際に放り込んだ。しかし・・・・・「?」何の反応もねい。数投するも、やはり何の反応もねい。
海面では波紋があちこち、ボの字(ボラ)のサークルが始まってやんの。「ボの字かけるとやっかいやねんのねんのねん」と言いながらボの字のサクる波紋めがけてこんにゃく放りこんでやんの、ボの字下にシーバスいるかもと念じて。
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ボの字もかからないとは前夜と何かが違っている。「なんちゅう夜ですねん」時折「クン」とこんにゃくが引きこまれるが、明らかにボの字のスレアタリ。あっちこちうろうろしながらキャスト繰り返すも全く無反応、にっちもさっちも行かないのでショバ変え。
しかしどこへ行っても同じ状況。潮止まり寸前まで粘ったが結局この夜はサカナの顔を拝めずギブと相成った、しかし「なんちゅう夜ですねん」。

7げつ2にち(土曜夕刻〜)大潮
今日はスキンヘッドfukazuさんを誘った。しかし、苦手の大潮。まともなサカナ釣った試しがない潮で少々不安。海の状況を早く確認したい為、明るいうちに私が先行して入った。海面を見ると潮はゆっくりと流れていて潮だまりにはゴミが集まっていた。
ベイトもここに溜まっていると判断して早速こんにゃくを放り込んだ。放り込んだポイントを見るとゴミにまじって何やら動物らしい屍骸が浮いているのが目に飛び込んできた。「犬」と声を出してしまった、しかも首輪をしている。飼い犬だろうか、散歩中あんよ滑らせて土左衛門になったのだろうか、犬好きな私はショックでいたたまれなくなってポイントを変えた。

しょっぱなから嫌なものを見てしまった、気を取り直してこんにゃくを足元や沖目に放り込んだが覇気がないのが分かった。案の定海もそれを感じたか、皆目アタリをくれない。しばらくして子供がどこからか現れて私に「おっちゃん、何つれるん?」とか言っている。ボーッとしている私は「犬」と答えてしまった。
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やはりライトタックルに慣れたカダラには勝てず今日は久しぶりにフィネッツァをフィーチャリング。やっぱり私にはこれが今一番性に合っている。これなら多少の重量級でもいなしてくれるに違いねえと踏んでいる。リーダーはナイロン5号、フックも対ランカー級を想定して某釣具屋オリジナルのワインド用のアシストフックをメインでセッティング、ナマリはパレットの3.5gと何ともイビツなアレンジ。
暗くなった19時頃fukazuさんと合流。メインポイント行きながら探り歩くが、いつものように微妙なアタリばかりでフッキングまで至らない。
fukazuさんに犬の屍骸を見たと言ったら「あそうですか」とそっけない返事が帰ってきた、冷たい男。メインに着いて海面を見ると相変わらずボラの波紋があちこち出ている。

全く反応がない。fukazuさんは小さいアタリが連続するが乗らないと言っている、しかし数時間後、fukazuさんに待望のフックオン、ドラグが鳴り止まないほど強烈な引きに見舞われている。浮上するかに見えて中々姿が見えない。必死に耐えるfukazuさん。何故か振り出しのちゃちいコンパクトライトパックロッドを使用している為パッドまでしなっている。

ようやくその姿が見えてきて「ボラや!」と私が言った瞬間fukazuがげんなりして闘争心が萎えてしまっている。70せん近くある奴で潜っては浮いてくるという挙動。「ネットで掬うと臭いつくからライン切りますわ」とfukazuさんが言って台船の角にわざとラインを擦りつけラインを切った。
その後もfukazuさんはボラを掛けて今度はランディング。波止に上げると悪臭が立ち込めた。そして悲劇が起った、「わわわ、まけいさん、竿、どえらいことなってますわ!!」fukazuさんが叫んでいる。見ると地ベタに置いていたfukazuさんのパックロッドが#一番からポッキーしてやんの、足で踏んずけたかどうか知らないが、ボラ掛けの次にfukazuさん相当ショックを受けている。難儀な男やの。
強烈なにほい放つボノ字、角度が悪く、頭だけに見えるが尻尾が手前にきているため。しかし、fukazuさんのタモのでかい事でかい事。
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その後もさしたる手ごたえなく、fukazuさんのロッド損傷ショックもあり、疲れてきたため、一端休憩がてらリセットしょうと京セラドーム近くまでラーメンを喰いに行った。
ラーメン喰った後2回戦開始、fukazuさんには私のシーバスロッドを貸し、メインに行きがてら私はテクトロ、fukazuさんは先行して姿が見えない、そして私に待望のサカナがHIT!。しかもドラグの出が止まない強烈な引き、中々浮上しないので嫌な予感。ようやく海面に現れたそやつはやはりそやつだった。
またしてもボノ字
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波止に上げるとやはり臭い!とりあえず写真を撮りリリース。体中奴の臭いで蹂躙されている錯覚におちいりながらメインに向かって歩き出す。メインに着くと相変わらずのボーノボーノのライズ。「こら、今夜はシーバス無理やわ」と判断。中層をこんにゃく通すと必ずきゃつらがクチを使うに違いない。
狙いをキビレに変える事にし、波止際底にこんにゃくを落とした。するとコツッとしたキビレ特有の小さなアタリを拾った。fukazuさんにその事を告げ、しばらく際狙いに徹した、すると、私の腕に小ぎみよい引きが伝わり「ジッ」とドラグが滑り出した。ノタリとした重量感のある引きはボノ字とは違うゆっくりとした挙動、静かに合わせ、ロッドをためながら浮上してきたそいつは、やはりキビレだった。
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45せんのええ型。最初からこやつに狙いを絞ればいいものを。
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撮影HARD CORE FISHER FUKAZU

その後疲れが出て潮止まりも近いこともあってストップフィッシング。

ああ、しんどかつた。
posted by マッK at 22:18| 大阪 ☁| Comment(2) | こんにゃくワーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして
興味深い内容が多く楽しませてもらっています。
コンニャクはオールシーズン行けそうですか?
これは安上がりで面白いですね。
Posted by れっつフォー at 2011年07月06日 20:02
れっつフォーさん、始めまして。

>コンニャクはオールシーズン行けそうですか?

もちろんいけますが食品ですので記事にあるようにボラやフグの餌食になりやすいと思います。ガルプや通常のプラワームもそういった外道に悩まされるので同じだと思います。
主に私は夜間に使用していますが食いはプラワームよりいいですよ。
安価で自分で簡単にハサミやカッターでカスタマイズできますので既存のワームより楽しめると思います。ぜひお試しあれ。
Posted by マッK at 2011年07月06日 20:47
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