
建設前は税金の無駄遣いなどと色々物議をかもした神戸空港であるが神戸市側も批判を避ける為、施設などの開放、透明性をアピールしている。と言っても大した施設もないが。釣り人への開放もその表れであると思われるが良く言えば、太っ腹なのか、悪く言えば危機管理に疎いのか、兎に角、一般客及び釣り人にとってことのほかやさしい空港と言えるかもしれない。極左などの爆弾テロによる徹底した危機管理体制を敷き、陸路はもちろん、海路さえ一般人に門戸を閉ざしている関空と比較してでのことであるが。関空周辺(りんくう)は地代が高いのか駐車料金がべらぼうに高い。高い金を払ってまで釣れるか釣れないかわからない場所で釣りなんぞする釣り師はよっぽどの金持ちなのだろう。神戸空港は神戸市が運営している事もあって地域密着の色合いが濃い地方空港なので駐車料金は安いし空港までの連絡橋だって無料なのだ。まぁ、ハブである関空と比較しても仕方のない事ではあるが・・・・しかし、沖側から神戸の夜景を望みながらの釣りと言うのは釣り人にとってすごく魅力である事ではないだろうか。ここへ訪れたのが今回初めてなので何が釣れるのかは未知数であります。とてつもなくデカイガシラが釣れるとか場荒れが激しいなどと言った話も聞かれるが、まずはここへ行って自ら結論を出して見てはいかがでしょうか。

釣り場の入り口。なにもかも新しいので気持ちがいい。

手すりがあるので子供連れで来ても安心。

周辺図と海底の説明案内板。イシダイが生息しているらしい。



通称テラスとかベランダと呼ばれている釣り場。昼頃の訪問の為、釣り客もまばら。週末の夜になると夜景目当ての客などでごったがえすかも。


入り口付近の海底。捨石の形からして根魚の棲家。藻があればアオリイカがいるはずだが。

ゴミもなく整備された釣り場と言うのはやはり気持ちがいいものだ。
しかも、無料!。何も文句などないのです。



上のご夫婦の釣果。サビキでイワシがぽつぽつ。

天気のいい日を選んで来れば夜景も楽しみである。



釣り場の東側にある関空への海上アクセスターミナル。ここの駐車場を利用して釣り場へ行く。150円から最大1500円(10時間超)

これがその有料駐車場。

関空行き海上アクセスボート。


アクセス
ポートアイランドから空港連絡橋を渡ってすぐの信号を右折、西進すると右側が関空行き海上アクセスの有料駐車場。駐車場内から西方面へ歩き右へ折れると釣り場。簡単な標識がある
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